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“KADA”チーム号泣 -秘話-

こんにちは、 当プロジェクト・リーダーの淺田美代子です(過去は横山春光という名前で活動していましたが、訳あってその名前は捨てました)

さて、今日の話題は絶滅危惧種(Red list)に登録されている「サザンレジデント・キラーホエールズ」の母シャチの母性愛についてです。

子供の亡骸を16日間も離さない母シャチの悲嘆「もう見ていられない」と研究者

出店元「Newsweekjapan.jp 」

現在制作中の「華佗五禽戯」特設サイトの方向性を思案しているときに、たまたま見つけた記事です。

読んだ私が号泣。

担当者である田中稜月(当プロジェクト・マネージャー)にLINEで連絡したところ、勤務中に号泣。

「華佗五禽戯」特設サイト Five animals Qi-Gong

サイト制作は、担当者が日中は会社勤務をしているので、遅々たるスピードでしか進行できなのですが、そもそも「華佗五禽戯」は貴重な分野なので、個人的には1年でも足りないかもしれないと感じています。

私の中国武術歴は、もうすぐ18年目を迎えますが、そもそも私は中国武術が学びたかった訳ではありません。

生命の意味を知りたいと思って熟考した結果、選んだのが太極拳だった、というだけでした。

単身で中国大陸に渡り、太極拳を学びながら大会に出場して金メダルを獲得したこともありますが、身体の適正や諸々の事情により、八卦掌に転向してからは、中国伝統武術界という厳格な掟のある、特殊な世界で生きてきました。

昨年末に、10年来の夢であった「八卦掌第6代継承者」となるチャンスを蹴って(理由は今後書いていきます)今年から、晴れて自由の身になりました。

自分の人生を選択できるということは、幸せなことですね。

中国伝統武術界という狭い世界から抜け出すと、そこは多様性に溢れる豊かな世界でした。

「自由って素晴らしい!」

という感動の日々を数日間過ごし、そしてネットで色々な情報を調べ、徐々に世界の現実を知ることになり、またまた考えさせられました。

出産後、我が子がすぐに死んでしまった母シャチの悲しみ。

生態系のバランスや、環境問題は、人間の個人の責任ではないかもしれません。

でも、だからといって「知ろうとしない」は、地球上で最も知性の高い人間として生まれてきたからには、あるべき姿ではない、と私は思っています。

この思いは、子供の頃からありました。

中学1年生の頃に書いた「水について」というテーマの論文で、当時文部省に表彰されたこともあるので、三つ子の魂百までだなぁ、と自分では思っています。

保身は、ときとして悪気はなくても相手を傷つけることがあります。

いや、保身の殆どは相手を傷つけます。

  1. 本能として備わっている「保身」
  2. 訓練してできるようになる「護身術」

私の経験上、上記の2つは相手を傷つける可能性が非常に高いです。

恐怖という本能が、いかに知性を低下させるか、多数の例を如実に見てしまうと、もう疑う余地もありません。

大切なのは、まず自分や世界を知ること。

知るのは怖いです。

人間は、もはや自分でも耐えられないくらいの恐怖を抱えて、日々を生きています。

ガンやその他の病気の心配、事故、手術、貧困、老い、変えられない自分の人生、愛する人とは100%死別しなければならないこと。

知識は、私たち人間に夢や希望を与えてくれますが、その半面、恐ろしい現実をも予想させて「保身」という恐怖のスイッチを入れることもあります。

知らなければよかったこと、知りたくなかったこと、人生長く生きていれば、そういうこともたくさんあると思います。

でも私は、知り続けること、考え続けることをやめようとは思いません。

どんなに苦しくとも、やめられない理由があるからです。

それは、私が母子家庭で育って母親に虐待やネグレクトを受け、複雑性PTSDになってしまったからです。

野生動物のピューマは、子が生きていけるスキルを身につけるまで、熱心にコミュニケーションをとり、長期間に渡る訓練をさせます。

人間にも必要な過程です。

狩猟により母を殺され、スキルを身につけられなかった幼いピューマが餓死するように、人間である私も、何のスキルもないまま社会に放り出されて、何度も騙されたり、死ぬ思いをしたりしました。

多くの人々は、私のそのような過去を聞きたがりません。

目を背け、あからさまに煙たがる態度を見せます。

人によっては「メンタルクリニックに行って治療を受けろ」と言われることも多かったです(そこで今度は薬害に遭うわけですが…)

子を失った母シャチの悲しみに涙しても、隣人の悲しみからは逃げようとします。

これがヒトの「保身」です。

しかし、子を失った母シャチの悲しみは、私の愛情不足を癒してくれ、そして私を奮い立たせます。

こういう人間も、世の中にはいることを知って欲しいです。

何を学ぶにしろ、どんな人生を送るにしろ、知ることをやめないこと、考え続けることをやめないこと。

決して諦めないこと。

それが私の信条です。

当プロジェクトのマネージャーも、同じくネグレクトを受け、社会で同種のヒトから被害を受けた犠牲者です。

同じ涙でも、それぞれに意味は違ってくると思いますが、少なくとも彼は私の過去を受け入れ、私も彼の過去を受け入れています。

だから、チームって素晴らしい。

母シャチの悲しむ映像を見たくない人もいると思います、共感して涙する人もいると思います、自分には関係ないと思う人もいると思います。

それが多様性というものかもしれません。

それでも私は、誰かのために悲しめる人でいたいと思っています。

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