日本中国伝統功夫研究会

私たちの会は八卦掌と太極拳の鍛錬を通じ「天人合一」の境地を学ぶ会です

ごあいさつ

麻林城老師と横山春光


会名の由来
 本会の名誉会長である、中国伝統武術八卦掌第五代継承者 麻林城(ま りんじょう)老師が命名したものです。

中国伝統功夫とは?
 中国の伝統功夫とは、単に武術としての実戦法を指しているわけではなく、また単純な身体の鍛錬法でもありません。それは中国の歴史が生んだ智慧の結晶あり、中国伝統文化の体現でもあります。
 この“武文化”と呼ばれる中国伝統功夫の思想は、儒家の「中和」と「養気」思想、また道家の「専気致柔」(精気に集中し、形体を柔順にする)と「守静」(誠心誠意に心を静め、心魂を空明の境地に至らす)思想、そして仏家の「禅定」思想、これら中国三大思想を融合したものであり、高度な精神修練法とその体現を目的としています。

活動の目的
(1)中国伝統八卦掌と太極拳の鍛錬を通じ「天人合一」の境地を目指すこと。
(2)中国伝統八卦掌と太極拳の「思想・文化・心身の鍛錬方法」を日本に伝えること。
(3)中国伝統八卦掌の継承者を育成すること。
 ※武術性のみを追求する会ではありません

皆様へのご挨拶 会長 横山春光

日本中国伝統功夫研究会 会長 横山春光  この度は当会の公式サイトをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。日本中国伝統功夫研究会会長の横山春光と申します。

 私は幼い頃から武術を学んできたわけではありません、ましてや体も丈夫ではなく、実家の九州より上京し会社に勤めていた頃は、駅の階段も息が切れて昇れないほどの虚弱体質でした。体が丈夫でないということは、生きていく上でとても自信を失うものです。

 しかし私は、太極拳に出会い人生が変わりました。

 それまで嵐のように過ぎていた日々が変化しました、自然の力に従うことがとても心地良いことに気がついたのです。

 そして静かに自分自身に問いかけてみました、「自分が本当にやりたいことは何だろう?」  

 でてきた答えは「生命の意味を知ること」でした、そしてその実践方法が私にとって太極拳だったのです。

 その後中国へ渡り本格的に太極拳を学びました。しかし中国武術の本場に渡って初めて自分に合うもの合わないものを目の当たりにし、非常に悩んだ時期がありました。留学生活の焦りから一日8時間も闇雲に練習に取り組んだり、大会に出場するために自分に合わない動きを体に鞭打って練習したり、そのようなことを続け、終には体力と精神力の限界を感じ、行き詰った時期もありました。そして2007年の冬、もう武術を学ぶのは断念しようと諦めかけた時に出逢ったのが、本会の名誉会長でもある、八卦掌第五代継承者の麻林城老師です。

 麻林城老師は、方向性を失い無理な鍛練を重ね衰弱していた私に、こう教えてくださいました。

 「本物の練功とは、人を消耗させるものではない。練功すればするほど、さらにその奥が知りたくなり、精神と身体に幸せをもたらしてくれるものが、本当の練功法である」

 「現代の中国にまだ本物の伝統功夫はあるか? 答えは、ある。そしてそれは次の世代へ向けて伝承していかなければならない、それが私の継承者としての使命である」

 「そして中国伝統功夫とは、単なる武術における技術力を指すだけではなく、人間の智慧と魂が築き上げた天と人が合一する手段である。この武道の最高境地を次の世代に伝えなければならない」

 この麻林城老師のお言葉が、諦めかけていた私の心をもう一度奮い立たせてくださいました。

 もう一度初心に戻り、真っ新な気持ちで一から正しい伝統八卦掌の精神と鍛錬法を学ぼうとしたのです。

 伝統八卦掌は、決して無理な練習をして体を酷使するものではありません。それぞれの人がそれぞれの生活に適した練習を行うことができます。私は幼い頃から虚弱体質でしたが、今では子供の頃よりも元気な心身で毎日を過ごしています。

 過去を振り返り、あの崖っぷちに立たされていた自分を忘れず、健康の喜びと伝統八卦掌の智慧を学ぶ幸福を、一人でも多くの人々と分かち合いたいという願いを抱き、『日本中国伝統功夫研究会』の日本における活動と共に、これからも自ら精進していきたいと思っています。

2009年、冬・北京
日本中国伝統功夫研究会 横山春光

皆様へのご挨拶 代表 田中稜月

日本中国伝統功夫研究会 代表 田中稜月  残りの人生、死ぬまでに何をしたいか? 自分の答えは八卦掌でした。
 そして当会の「天人合一」の言葉に導かれて門を叩きました。
 しかし、当初の私は「自分ごときに伝統八卦掌を習得できる筈がない、やめないで習い続けることができれば、それでいい」と考えていました。
 子供の頃に遭った交通事故の影響か身体に違和感があり、それが人生の何事においても自分に対する格好の言い訳でした。
 しかし、横山会長が志半ばで頸椎の大怪我をされてなお、命がけで 伝統八卦掌の修行をされていることを知るにつけ、そんな自分が恥ずかしくなり、会長のご苦労を思えば、大抵の困難は乗り切れる筈だと心を定めました。
 自分を支えて下さったのは会長であり、会長でなければ自分は変わらなかったと思います。
 そして、会長の伝統八卦掌の修行に対する姿勢を目の当たりにするにつけ、また自分の年齢や立場を考えるにつけ、「今の自分が成すべきは、自分自身の鍛錬だけではない、成し遂げるべきは、会の理念を実現させ、次の世代へと会長が学んだ中国伝統武術の精神を伝えることなのだ」と思い至り、当会の代表に就任しました。
 それこそが、先人方が代々受け継いできてくださった伝統八卦掌を学ぶ、自分にとっての本当の意味だと思っています。  まだまだ未熟ではありますが、これからも継承と伝承の意味を深く見つめ、人生の「時」を見つめながら日々を大切に生き、
代表の務めを果たしながら、弛むことなく精進して参りたいと思います。

■プロフィール
 役職 :代表、事務局長
 武術歴:八卦掌
 趣味 :富士塚巡り
 特技 :養蜂
 愛読書:論語
 影響を受けた人:子貢

 座右の銘:
   「天網恢恢疎にして失わず」
   「冉求曰わく、子の道を説ばざるに非ず、力足らざればなり。
    子曰わく、力足らざる者は中道にして癈す。今女は畫れり。」

程派八卦掌とは

第五代 麻林城

横山春光(八卦掌・太極拳)

資料

中国伝統武術「八卦掌」「太極拳」の学習に役立つ資料

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