10OCTOBER
神無月

INOKASHIRA PARK LETTER

どんぐりは転がる

厳しい暑さもようやく和らいできたと思った矢先、10月は熊…

井の頭公園だより
2025年10月「どんぐりは転がる」

厳しい暑さもようやく和らいできたと思った矢先、10月は熊のニュースが連日報じられ、落ち着かない日々が続きました。

いつものように井の頭公園を散歩しながら、「まさか吉祥寺近辺に熊は出没しないよね」と思いつつ足元のどんぐりをよく見てみると、意外と知らないことが多いと気づきました。

そこで、インターネットでどんぐりや木の葉の形を調べて、なんとか種類の判別にチャレンジしてみました。

井の頭公園のどんぐりたち

スダジイ
「遊びの広場」スダジイの木
地面に落ちたスダジイの実と殻
スダジイのどんぐり

↑一見して特徴的な形のどんぐり「スダジイ」これはきっと正解に違いない、幸先はよし。

道沿いに立つ、葉を茂らせたシラカシの木
「遊びの広場」シラカシの木
落ち葉の間に落ちている、殻の付いたシラカシの実
シラカシのどんぐり

↑見た目は普通のどんぐり「シラカシ」、であってるよね? さっそく自信が持てず。

井の頭公園の広場に枝葉を広げるシラカシ
「文化交流広場」シラカシの木
シラカシの枝にまとまって実るどんぐり
樹上のシラカシのどんぐり

↑これも、きっと「シラカシ?」(自信がない)

井の頭公園の木立の中に立つクヌギ
「文化交流広場」クヌギの木
落ち葉の上に落ちた、いが状の殻を持つ丸いクヌギの実
クヌギのどんぐり

↑これは自信あり。特徴的な形のどんぐり「クヌギ」

コナラの葉の間に実るどんぐり
「西園」樹上のコナラのどんぐり
コナラの落ち葉と、地面に散らばるどんぐり
コナラのどんぐり

これは「コナラ」だと思います…

判別できなかったもの

木の幹のそばに広がるウラジロガシの枝葉
「文化交流広場」ウラジロガシ?
落ち葉に交じって地面に落ちたウラジロガシの実
ウラジロガシかなぁ?
葉の間から顔を出す、シラカシのどんぐり
シラカシ?
アラカシの枝先にまとまって実るどんぐり
アラカシ?

う〜ん、調べれば調べるほど頭が混乱してきました。

「あなたが見上げたどんぐりは、『シラカシですか?』それとも『アラカシですか?』」

イソップ寓話の『金の斧銀の斧』を自作自演してしまいましたが、正直に答えると「わかりません」

今回、初めて気づいたのは「どんぐりは転がる」ということです。

そもそも、地面にどんぐりを見つけても、見上げた頭上に木がないことが多いのです。

斜面を転がったり、風に飛ばされたり、小動物に運ばれたりしたのか、木と「どんぐり軍」が離れていることが多かったです。

おまけに、数種類の葉とどんぐりが混ざり合っていると、素人にはお手上げです。

秋の公園を愛でながら、優雅にどんぐり研究でもしようかと思ったのですが、なかなか敷居が高かったです。

今年は散策しながら観察し、撮影した写真を自宅でインターネットで調べる、という流れだったので確証が持てませんでしたが、また来年の秋に「どんぐり判定チャレンジ」をしたいと思います!