3月の井の頭公園は、西園の早咲きの桜から始まります。2月末の河津桜に続いて、3月に入ると大寒桜が咲きました。
西園の大寒桜
大寒桜は、寒緋桜と大島桜の間にできた早咲きの桜とされています。花は一重で、河津桜より色が淡く、花びらの先がうっすらと桃色です。河津桜が散り始める頃に咲くので、西園では2月から3月にかけて、桜の色が濃い桃色から淡い桃色へと移っていきます。
枝にはメジロが来ていました。目のまわりの白い輪と、黄緑色の背中が、桃色の花の間でよく目立ちます。メジロは桜の蜜を吸いに来る鳥で、花の中に顔を突っ込んでは次の花へ移るので、1本の木に何羽も集まります。この写真の1羽は、花の間でこちらを向いて止まっていました。
3月は花の写真を1枚しか撮れませんでした。それでも、西園の桜とメジロは、毎年この季節に同じ枝で会える組み合わせです。
3月のひとこと
3月の井の頭公園で一番にぎやかなのは、地面ではなく枝の上です。花を見上げていると、鳥の声の方が先に耳に入ります。
