ベトナム料理専門店 WICH PHO(ウィッチフォー)

ベトナム料理専門店WICH PHO 吉祥寺店「ブンチャージョー」

「第1回 日本フォーコンテスト優勝」の本格的ベトナム料理

『ベトナム料理専門店 WICH PHO 吉祥寺店』は、アメリカで1989年に設立されたベトナム料理専門店が2019年に日本初出店した本格的なベトナム料理が楽しめるお店です。吉祥寺駅から徒歩約4分の吉祥寺通り沿いのビルの地下にあり、ベトナム人の方やベトナム料理好きの方々に愛されている人気店です。シェフやお店の方々はベトナム人で、料理の味は2023年10月に開催された「ベトナムフォーフェスティバル」で「第1回日本フォーコンテスト」で優勝するほどの実力です。

コロナ禍の影響で地下にある飲食店を避けていたのでこれまで来店を控えていたのですが、昨年から井の頭公園で練習する頻度も増え、休憩がてら気軽に入れて消化に良い麺類が食べられる「行きつけ」のお店を探す中でWICH PHOさんが第一候補に挙がりました。

ベトナム名物のランタンが並ぶ長い階段を下りると、途中で片側の視界が開けて広い店内が眼下に広がります。この階段を下りるという過程が「GO、ベトナム!」とばかりに強制的にリラックスモードに入れます(エレベーターでも入店できます)。店内の高い天井にも色とりどりのランタン、そして壁には現地の写真や小物が飾られているので、現実から暫し離れて自然に内観することができます。

定番のフォーが美味しいのは言うまでもないのですが、この日は「揚げ春巻きのせまぜそば(Bun cha gio)」と食後にベトナムコーヒーをいただきました。店員さんから食べ方の説明が詳しくあるわけではないので作法が分からないながらもナンプラーなどのテーブル調味料で味変を楽しみます。また、ビターチョコレートのような味のベトナムコーヒーは、一滴一滴抽出されるのを見ているとゆったりと流れる時間を感じて心が落ち着いてきます。料理には惜しげもなく野菜やお肉が使われているのでタンパク質も多め、しっかりと食事ができます。コーヒーのリラックス効果とあわせ、練習後の栄養補給と休息にピッタリです。

ベトナムは日本同様に中国文化の影響を大きく受けているので、日本とも文化的な親和性があるからなのか、WICH PHOさんの店内に入るだけでどこか懐かしい感覚が得られ寛げるような気がします。タイ料理のように辛かったり甘かったりしないので、日本人の舌になじむのかもしれません(個人の感想です)

八卦掌や太極拳は「中国北派武術」ですが、吉祥寺には多様なアジア系ショップや飲食店があるので、香港や台湾、またベトナムなど南方の食文化や生活文化を体験することで、改めて普段実践しているカンフーライフを少し違った角度から見つめ直すことができるのではないかと思っています。

ギャラリー

お店情報

店 名WICH PHO 吉祥寺店
ジャンルベトナム料理
所 在 地東京都武蔵野市吉祥寺南町1-11-12 キャニオンプラザ吉祥寺B1
アクセス吉祥寺駅徒歩約4分
URLhttps://ggrr600.gorp.jp/
https://www.instagram.com/wich_pho/ ※公式Instagram

※記事の内容は執筆時のものです

この記事を書いた人

日本中国伝統功夫研究会代表。八卦掌・太極拳・五禽戯を指導しています。50代の企業法務マン。シニアの生き方としての「カンフーライフ」を模索している。

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