都内唯一の植物公園
神代植物公園は、東京都調布市にある都立の植物公園です。元々は街路樹などを育てるための苗圃だったそうですが、戦後、神代緑地として公開され、1961年に名称を神代植物公園と改め、都内唯一の植物公園として開園されました。広大な敷地には、ばら園、つつじ園、うめ園など様々なテーマごとの庭園が整備されていて、武蔵野の面影が残る園内で、年間を通じて四季折々の草木の姿や花の美しさを味わうことができます。バラ園近くの大温室では珍しい熱帯の植物を鑑賞することもできます。
吉祥寺・三鷹エリアから普段使いできる練習スポットとして最南端と言っていい神代植物公園ですが、神代植物公園の「本園」は有料区域、分園の「水生植物園」や「植物多様性センター」、「自由広場」は無料区域です。練習には「自由広場」と「本園」を曜日や時間帯でうまく使いこなすのがお勧めです。
魅力のポイント
本園区域は、広い園内を樹々や花々を鑑賞しながら散策するだけでも心身が充実する素晴らしい運動になりますが、私たち太極拳や気功を練習する者にとっての最大の魅力は、武蔵野の自然が凝縮された清浄な空気の中で清々しく練習できることです。
有料の植物公園ならではの特徴として、植物の鑑賞や撮影を楽しむ来園者がほとんどなので、平日や週末の午前中は特に静かで落ち着いた雰囲気の中で練習に集中できます。個人的には、園内中央の芝生広場を避けて(日焼けや熱中症を予防するため)、深大寺門付近の雑木林エリアで日差しを避けて、程よい木漏れ日に包まれながら練習するのがお気に入りです。
園内の売店やレストランなどの施設も充実しているので、その日の体調に合わせて休憩やエネルギー補給にも便利です。帰りには深大寺でお参りをし、深大寺そばや近隣のカフェで一服する、そんな充実したカンフーライフを過ごせるおすすめ練習スポットです。
ギャラリー






公園名称 | 神代植物公園 |
所 在 地 | 調布市深大寺元町5-31-10 |
アクセス | 吉祥寺駅からバスで約30分 ※その他のアクセス方法については、公式サイトを参照↓ |
URL | https://www.tokyo-park.or.jp/park/jindai/index.html |
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