井の頭公園はまた今日も風があるので自宅で資料整理をしています。
写真は先月末から井の頭公園の西園で咲いていた河津桜ですが、この数日後から天気が不安定になり週末は決まって低気圧に見舞われ、平日の晴天は強風で散歩すら困難という日が多く、公園練習は停滞気味です。
ただでさえ移動性高気圧で頭痛を誘発しやすいというのに、さらに深刻な頭痛の原因となる受風(ショウフォン)という風に吹かれる状況が重なると、お手上げです(とほほ)
中国の公園でも太極拳愛好者や養生家は風を嫌う人が多いので、春節が明けて強風が吹き荒れる季節は、氷点下の真冬ですら賑わっていた光景が嘘ように練習する人を殆ど見かけなくなります。
風は気を上に昇らせようとする性質があるので、せっかく練習で気を丹田に沈めようとしても、不快に感じる程度の風に吹かれ続けると、あまり練習の効果を得られないどころか肉体的には頭痛や冷えを起こし、精神的にはイライラや不安を引き起こします。
どうしても強風の中を移動しなければならないときは、頭は帽子、首元はマフラー、身体は風を通さない丈の長めの上着でガードし、できればレッグウォーマーなどで足首からの受風もブロックすると、風に対する防御力はかなり高まります。
公園の植物たちは春になって次々と芽吹き、太陽と地面に向かってグングン成長しようと伸び、また小動物たちも活発に動き出し始めるので、その生命力を感じるだけでも練習になっている、と思って焦らずのんびり桜が咲くのを待とうかな、とセーブモード気味の3月を過ごしています。
そして、年間通じて快適に練習できるレンタルスタジオのありがたさが身に染みる3月です。