吉祥寺で誕生したアジア食品専門店
吉祥寺の東急百貨店からすぐ近くの西一条通り沿いに、日本最大級のアジアスーパー「亜州太陽市場(あしゅうたいよういちば)」があります。
2021年11月にオープンしていたそうですが、その年はたまたま吉祥寺に住んでいなかったので最近偶然通りかかって発見しました。明るく清潔感のある店内にはずらりとアジア食材が並んでいて、眺めているだけでも楽しい気分になれます。
「本場の味をあなたの食卓へ」という合言葉のもと、様々なアジア食材・アジア食品を取り揃えています。当店では、日本化されたアジア・太平洋地域の商品ではなく、『亜州太陽市場』でしか見つけられない食品やキッチン用品、食器などを約2,000アイテム以上取り揃えています。(亜州太陽市場 公式サイトより)
私が中国に留学していた頃に食べていた食材も取り扱っているので、今では行きつけのショップになっていて近くを通りかかる際は必ず立ち寄っています。
現地で中国人の友人に「この食品は安全」「これは食べない方がいい」と、品質についてレクチャーを受けていたので、実際に薦められて食べていた商品を紹介したいと思います。
香瓜子
ひまわりの種にフレーバーをつけたおやつ、美味しい、北京でも河南省でも売っていた、老若男女みんな大好き、中国には「嗑瓜子」と言って種を食べる歴史と習慣がある、種の細いほうを前歯で噛んで割って→舌の先で中の可食部分を引き出すのが正式な食べ方だけど終にマスターできなかった、一度食べ始めたら止められない止まらない。
東北大拉皮
現地では粉条(フェンティャオ)と呼ぶ、因みに春雨は粉糸(フェンスー)そして「推し」も粉糸(フェンスー)英語のファンの複数形「fans」と発音が似てるから、話は逸れたけど鍋の〆にはこれが最高、ジャガイモの澱粉が原材料、モチモチしておいしい。スープを吸って味が濃くなってから食べるのがおすすめ。
康师傅 红烧牛肉面
「おまえは今まで食った红烧牛肉面の袋数をおぼえているのか?」というくらい現地では食べた、醤油ベースなので日本人が食べても普通においしい。大会遠征の列車移動中など食べ物に当たりたくないときはこれ、ホテル入りして朝食の前に出発しなければならないときもこれ、武当山の頂上付近の休憩所て食べられるものもこれ、特に何もなくてもたまに食べる。もはや故郷の味。
红辣腐乳
「腐乳」とは豆腐に麹を繁殖させて熟成した食材。一番人気は赤いラベルの紅辣味。お粥にもご飯にも鍋の調味料にも何でも使えるし、意外と和食にも合う。独特な風味なので好き嫌いが分かれるが、好きな人は病みつきになる唯一無二の味。北京名物の涮羊肉(羊のしゃぶしゃぶ)のつけだれにも腐乳が入っている。
タイや韓国食材も豊富に取り扱っていて、冷凍食品コーナーもあるので、普段の自炊に飽きたら立ち寄ってみると新しい発見やアイデアを得られるかもしれません。
亜州太陽市場さんでは今後もどんどん品数を増やしていく予定だそうで、お店に置いていない商品はレジで「〇〇を入荷して欲しいです」とお願いすると積極的に探してくれるということなので、今後の展開がとても楽しみなお気に入りショップです。
お店情報
店 名 | 亜州太陽市場 吉祥寺店 |
ジャンル | アジア食材スーパー |
所 在 地 | 東京都武蔵野市吉祥寺本町2丁目2-7 |
アクセス | 吉祥寺駅徒歩約5分 |
URL | https://asiasunshinemarket.com/ |
※記事の内容は執筆時のものです