七宝麻辣湯(チーパオ マーラータン)

蒸し暑い日にこそ麻辣湯

『七宝麻辣湯(チーパオ マーラータン)』は、2023年9月1日に東急百貨店 吉祥寺店横(大正通り沿い)にオープンしたばかりの薬膳スープ春雨・薬膳火鍋専門店で、吉祥寺出店が都内11店舗目となる人気店です。

麻辣湯は、中国四川省発祥のスープ春雨で「病みつきになる味と具材を選べる楽しさ」で中国全土に広まったファストフードだそうです。(横山会長も中国留学中の北京で食べたことがあるそうですが、私は一度も食べたことがなかったので、オープン前から楽しみにしていました)

入店すると麻辣湯初心者には「注文の仕方」を説明してくれるのですが、”トッピングを選んだ後でスープの辛さを選ぶ”という注文システムです。少し待つと、30種類以上の薬膳スパイスがブレンドされているという麻辣湯スープにトッピングで選んだ具材が入ったどんぶりが運ばれてきます。スープは6段階(0辛~5辛)から選べます。

オープン翌日の開店時間(午前11時)を見計らって来店したのですが、週末と半額キャンペーンが重なって既に長い行列ができていました。列に並びながら入口の様子を眺めていると、食べ終わってお店から出てくる人々の表情が若干微妙な感じだったので少し心配でしたが、食べてみると確かに病みつきになる美味しさでした。辛さとトッピングは選ぶコツがありそう(「大辛」の3辛はかなり辛かった)ですが、これはリピートしたい!と思いました。

この日は残暑が厳しく行列を待っている間にも体力が削られていたので、湿度の高い四川省で生まれた「湿邪を取り除く」痺れる辛さの料理を、身体が欲していたことも関係しているのだろうと思います。加えて薬膳効果で食後はなんだか身体もスッキリ軽くなって午後はしっかり活動できました。

気候や天気に合った食事の選択肢が広がって、また楽しみが増えました。

七宝麻辣湯さんでは9月中旬から「薬膳火鍋」も提供されるそうです(予約限定)。吉祥寺では、コロナ禍で火鍋専門店が撤退してしまったので、こちらのメニューも楽しみです。

ギャラリー

店 名七宝麻辣湯 吉祥寺北口店
ジャンル中華薬膳
所 在 地東京都武蔵野市吉祥寺本町2-8-1(東急百貨店横にある大正通り沿い)
アクセス吉祥寺駅徒歩約5分
URLhttps://maratan.com

※記事の内容は執筆時のものです

この記事を書いた人

日本中国伝統功夫研究会代表。八卦掌・太極拳・五禽戯を指導しています。50代の企業法務マン。シニアの生き方としての「カンフーライフ」を模索している。

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