小金井公園の隠れた練習スポット
東京都立小金井公園は、広大な園内の大部分は小金井市に位置していますが、武蔵野市(野球場やテニスコートがある東口側)、小平市(バードサンクチュアリがある北口側)、西東京市(つつじ山とつつじ山広場の一部)にも渡っています。
小金井公園の主要な練習スポットである「いこいの広場」や「たてもの園前広場」などは、公園の南側(西口と第二駐車場をつなぐエリア)に集中しており、週末やイベント開催時には非常に賑わいますが、北側に位置する「つつじ山広場」は園内では比較的混雑が少なく、特に平日や土曜の午前中は落ち着いて練習できるエリアとなっています。
四季折々の花を愛でながら練習
つつじ山広場は、東側の「つつじ山」と呼ばれる丘、北側の桜を中心とした樹木エリア、そして静かな草地広場から構成されています。広場中央には『東京都市公園開園面積1000万平方メートル達成記念』のモニュメントが設置され、記念樹のケヤキがシンボルとなっています。
つつじ山広場の特徴は、何と言っても四季折々の花々を眺めながら練習できることにあります。
春は桜。小金井公園のお花見は「江戸東京たてもの園」前のソメイヨシノ群が特に有名ですが、つつじ山広場の北側も隠れたお花見スポットとなっています。特に桜祭り終了後の八重紅枝垂が見事で、北口から続く桜のトンネルをくぐってのお花見は圧巻です。


5月はもちろん「つつじ山」のつつじ。つつじ山は迷路のような造りになっているため、東口川から「ゆりの木広場」を抜けてアクセスするのもおすすめです。また、つつじ山広場の南側(ふわふわドーム北側付近)には六義園由来のツツジが植えられています。
秋はコスモス畑が見どころです。落葉や紅葉で気が散りやすい季節ですが、練習の合間に秋の日差しに照らされて咲き誇るコスモスを眺めると、自然と心が落ち着きます。
広葉樹の木陰と変化に富んだ地形が特徴
つつじ山広場は、中央の広場を囲むようにして桜や雑木林の木陰があり、一つのエリアの中に変化に富んだ地形があるのが特徴です。適度に柔らかい地面は公園練習ならではの練習効果が得られ、総合的な練習ができるのが魅力のエリアです。広葉樹が豊富なため、冬でも日陰で紫外線を気にせずに練習できるのも重要なポイントです。
週末の混雑時やイベント開催で小金井公園のメイン練習エリアが使えない場合でも、つつじ山広場の木陰は人混みを離れた静かな場所なので、自然に囲まれてゆっくりと練習できる隠れた穴場スポットです。
ギャラリー






公園名称 | 東京都立小金井公園 つつじ山広場 |
所 在 地 | 東京都小金井市関野町1-13、東京都西東京市向台6-4 |
アクセス | 吉祥寺駅からバスで約20分 ※小金井公園 ※その他のアクセス方法については、公式サイトを参照↓ |
URL | https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index050.html |
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