八卦掌第五代継承者(程派第四代)
麻林城(ま りんじょう)
河南省項城生まれ
字永徳
現在はアメリカ合衆国ニューヨーク市在住
国連本部武術教練
中国武術段位・九段
中華武術名家名校通鑑 中国武術名家の一人
幼少より武術を学び、張振業より十数年にわたり少林功夫の鉄布衫と八卦拳の武功を学ぶ。
青年時代に安徽省淮店地区で開かれた武術大会に出場し、拳術で優勝、刀術で二位を獲得。その後、程派八卦掌創始者 程廷華の息子である程有信の関門弟子、許立坊に師事しその門をくぐった。
系統的に八卦掌の拳理・功法・器械(武器)と程派家伝掌法を学び、二十数年に及ぶ苦練を経て許立坊の晩年の游身連環掌の練功心法と技撃の奥義を会得した。
数十年にわたり専門的に武学を研究し、八卦掌を発揚するべく恩師と大先輩の教えと諭しを汲んで八卦掌を公にした。
北京市及び全国の武術大会の招待を受け、八卦掌と器械で9回の優勝を収め、また国際武術大会に出場し八卦掌の種目において連続5回の優勝を修めた。
2003年3月、中国中央テレビ局(CCTV-4)の招待を受け、テーマ≪中国武術・八卦掌≫の番組に出演し、同年10月2日に中国国務院新聞部の招待に応じ、テーマ≪中国伝統文化–武術≫の番組に出演した。
また《中華武術展現工程》(書籍)の百名拳師に入選し、人民体育出版社より《程式八卦掌》系列教材VCD全12巻を発行した。
2007年、中国中央テレビ局体育センターの招待を受け、テレビ特集≪武林大会≫の伝統武術試合の規則制定搏撃に参与し、審判員及び教練の選抜を行った。また専門審査委員と全国八卦掌訓練副総裁監督を担当し、搏撃技術の主教練等を務め、中国大学生体育協会、中央テレビ局体育頻道、中視体育推広有限会社より、2007年“武林大会”八卦掌最高貢献奬を授かった。
生涯を武術の研究・教育に従事し、多数の武術研究機構と武術学校によって高級顧問と武術主任教練に任命された。
2008年7月、国家体育総局武術運動管理センター及び中国武術協会の審査決定により≪中国武術段位制技術教程≫編集専門組成員に任命された。同時に国家体育総局武術研究院、中国武術家協会により八卦掌代表人物と認めらた。
八卦掌第五代重要継承者の一人。