善福寺公園の目の前、シンボル的カフェ
『nido』は、善福寺公園の北側に隣接するスペシャルティコーヒーのお店で、駅から離れた閑静な住宅街にあって一際目を引く善福寺エリアのシンボル的カフェです。「nido」はイタリア語で「鳥の巣」を意味するそうで、「地域の止まり木」のような場所を目指していきたいという想いを込めて名付けられたそうです。コロナ禍の2021年11月24日にオープンし、飲食物を提供するだけでなくイベントを開催するなど、地域コミュニティーを広げていく活動にも力を入れているそうです。
近代的な外観の店内は白亜の壁と大きなガラスに囲まれ、高い天井から星のような無数の照明、壁には大きな画が飾られ心地よいBGMが店内に流れています。テラス越しに善福寺公園の緑を眺めながら時間の止まったようなゆったりとした気分になれます。店内とテラス席のどちらもワンちゃん同伴可で、人とワンちゃんのどちらにも優しい憩いのスポットです。
杉並区らしいおしゃれなカフェは、外見や雰囲気だけでなく、ドリンク・フード・スイーツのどれをとっても逸品揃いで、コーヒーはもちろん絶品なのですが豊富なメニューで飽きることがありません。おまけに可愛いワンちゃんも見放題です。
休日は7時30分から営業しているので(ありがたい)、1日の始まりにモーニングを愉しんでから善福寺公園で練習するという休日カンフーライフの鉄板コースとしておすすめです。
休日の公園練習の秘訣に役立つカフェ
休日の公園練習を充実させる秘訣は、まず平日のざわついた心を静めて公園の「気」に馴染み一体となってから始めることです。仕事疲れが残る身体に喝を入れて早起きし、本当は寝ていたいところをわざわざ公園にたどり着くだけでもある程度消耗するので(見栄を張らない正直な心境)、公園にたどり着いたら慌てて練習に取り組まないで、まず心をゆったりと保って回復させる必要があります。
ベンチやレジャーシートを利用できればいいのですが、ベンチが濡れていたりレジャーシートが禁止されている公園もあるので、朝早くから入店できる nido は最高の環境です。まず異国のリゾート地のような雰囲気があるので、あっという間に日常から切り離されます。そして店内がすでに公園の中と同じ空気なので特に無理して努力しなくても心と身体が自然に練習モードへと切り替わります。油断するとダラダラと過ぎてしまいがちな休日の朝と午前中の時間を有効に使えるのも嬉しいです。また井の頭公園や小金井公園と異なりイベントの影響を受けにくいので、気にすべきことは天気だけという安定感もあり、近隣の方が実に羨ましく思えます。
モーニングタイムを強調しすぎた感がありますが、ランチタイムやアフタヌーンティー、夕暮れ時(ビールやワインも提供しています)など、さまざまな時間で楽しめるお店です。
本当は教えたくない、私の激推し休日公園練習ルートです。
ギャラリー
お店情報
店 名 | nido |
ジャンル | スペシャルティコーヒー |
所 在 地 | 東京都杉並区善福寺4-5-9 ※善福寺公園北側に隣接 |
アクセス | 吉祥寺駅からバスで約5分、バス停「武蔵野寮」下車徒歩約10分 |
URL | https://www.instagram.com/nido_zenpuk/ |
※記事の内容は執筆時のものです