譚継林(たんけいりん)
華佗五禽戯第五十五代継承者の王乃普は亳州市出身で、清朝末期に毅軍五営の指揮であった。
王乃普は譚継林の聡明さを認め、自らが学んだ華佗五禽戯をすべて伝え、譚継林は第五十六継承者となった。
譚継林は王乃普の部下として軍人を務め武術隊の隊員でもあった。
当時、毅軍五営の軍事教義を行っていた馬登雲は河北省滄州出身で、別名「盖京南」と呼ばれ、武功は非常に優れいてた。譚継林は馬登雲より少林拳と器械法を学んだ。
後に、譚継林は方朝正に師事し五音八卦拳を学んだ。
形意拳第八代継承者でもあった譚継林は、正義感が強く淮北市では有名で人々は彼を譚大侠と呼んだ。
1923年、軍隊を離れ弟子を取る決意と共に故郷に帰り、自ら学んだ武術と華佗五禽戯を伝承した。
【有名な弟子】
董文煥、劉時栄、など。