はじめに

北京の朝食の包子と油条

この『横山春光の中国留学記』は、私がまだ中国滞在中だった2003年から日本中国伝統功夫研究会の活動を休止した2018年まで公式サイトに掲載していた内容を、このたび活動再開と公式サイトリニューアルに伴って内容を一部見直し、再編して掲載しています。

実際に留学していた2004年~2010年当時の北京、河南省と現在では時代や社会情勢が変化していますし、私自身の情報量や理解度も変化しましたが、中国伝統武術の著名な老師方にご指導いただけたことや、2008年北京オリンピック前後の中国を肌で感じられたことは、私にとって大切で貴重な経験となっています。同時に2023年の現在でも、中国伝統武術に興味のある方や、当時の中国に興味がある方に私の体験をお伝えすることは、多少なりとも意味があるのではないかと考え、再編掲載することとしたものです。

そのため、掲載内容や文章表現はできるだけ当時の雰囲気を残し、大きな改変を加えないようにしています。
当時の私の弱さ、理解の足りなさや表現の拙さ等もそのまま残っていますが、その点も含めて楽しんでいただければ幸いです。

2023年4月 横山春光 記

この記事を書いた人

日本中国伝統功夫研究会の会長。八卦掌と太極拳と華佗五禽戯の講師。中国武術段位5段/HSK6級/中国留学歴6年(北京市・河南省)

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