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はじめて読む方へ

中国武術留学記は、2004年から2010年まで、北京と河南省で太極拳と八卦掌を学んだ六年半の記録です。長いので、はじめての方のために五本選びました。

選んだ基準は二つです。身体が実際に変わっていく過程が書いてあること。それから、消耗しない練習とはどういうものかに触れていること。この二つは、いま教室で伝えていることと、そのままつながっています。

順番に並べていますが、どこから読んでも大丈夫です。

まずはこの五本

陳式太極拳「老架一路」と筋肉痛
河南省に来て三か月。毎日ベッドから起き上がれないほどの筋肉痛の先で、一生できないと思っていた動きができるようになりました。

逃避行 〜北京の消耗しない太極拳〜
練習の方法がわからなくなって、河南省から北京へ逃げ出した二週間の話です。誰もいない武館で、一から組み立て直しました。

卜老師の指導で、身体が変わった
九十歳の老拳師に「気はいつ練るのですか」と聞きました。返ってきた一言で、それまでの思い込みが全部消えました。

広き門「太極拳館」という場所
一か月休んだだけで落ちてしまう筋肉は、功夫とは呼べない。では、脚力のない現代人はどこから始めればいいのか。

中国伝統武術 〜教えてもらう資格〜
なぜ自分が教えてもらえていたのか。その理由を知らないまま、一年が過ぎていました。

この記事を書いた人

日本中国伝統功夫研究会の会長。八卦掌と太極拳と華佗五禽戯の講師。中国武術段位5段/HSK6級/中国留学歴6年(北京市・河南省)